Nidecの新社長に就任した山崎秀和氏訪問 (活躍するOB企業訪問4)

友電会だより | 2022年5月19日 10:40

 今春の人事で、日本電産リード(株)の取締役社長に就任された山崎秀和氏(53歳)、一社法人友電会は、早速お祝いメッセージを届け、取材を申し込んだ。多忙な毎日を過ごされておられるにも拘わらず、すぐに連絡があり、2022年5月12日、本社屋がある京都市西京極へ向かった。西京極運動公園のそばに位置する。

□大学生活の思い出

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「学生時代を語る山崎氏」

 山崎秀和氏は、中学、高校、大学を通じて剣道に励まれた。1年に2,3回の合宿と毎日の厳しい稽古、稽古後の仲間とのかけがえのない時間が学生時代だった、空いた時間はアルバイトをして過ごした。アルバイトは、社会のしくみを学ぶ場だった。

 就職活動は、営業職の「1+1=∞」の面白さに職探しをした。研究室の神村教授のすゝめで、1991年、関西日本電気(NEC)に入社、バルブ経済と重なり日本の半導体業界は世界を席巻する絶頂期だった。

□半導体産業の栄枯盛衰に描いた自分のあり様

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「バブルからリーマンショック」

 半導体技術者として開発部門で22年間務め、NECが「ルネサス」と改名する頃、技術課長として早期退職を勧奨する立場にあった。これを機会に自身の今後を日本電産リードに託した(44歳)。リーマンショックは、転職に背中を押すきっかけになった。

□現役学生へのメッセージ

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「点描画を創造」

 現役学生へ学生生活の過ごし方について一言アドバイスをお願いした。

 「大学は、あなた自身の人間としての幅を育てる時期であり、現実社会に目を向け、バランス感覚を身につける場所にしてください。」 山崎秀和氏

 NEC時代の思い出に当時の社長から言われた言葉がある。「その道の第一人者となれ、一つのことに夢中になれ。」また、のちに、スチーブジョブズ(アップル創設者)は、スタンフォード大学の卒業式に招かれた時の話で次のようなメッセージを送った。

 大学の授業は面白くなかったが、自分が一所懸命になった経験や知識がつながって(コネクティング・ドット=点と点をつなぐという意味、点とは、経験や知識のことを指す。それらを想像力というペンで繋ぐ作業の果て)、アップル社のパソコンが誕生した。

 コロナ禍で満足な学生生活が過ごせていないかも知れませんが、今の環境でできることを一所懸命にやってください。ある時、その夢中になった経験の一つ一つが点となり、何かのきっかけでつながる時が来ます。どのような絵が描けるかは、あなたの想像力によります。

□最後に

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「新たなつながり」

 各地で活躍する友電会員同士のネットワークづくりを尋ねた。
山崎社長は、社外の人との出会いで、同窓生だと分かると距離が縮まることがよくある。と答えられた。

 友電会が仲立ちし、それぞれの卒業生の経験知を結び、2次元から3次元となり、現役学生の応援団として助力できる組織に発展することを期待しますと締めくくっていただいた。

 今後も友電会や大学の要請に応えていただくことをお願いして取材を終えた。

(文責 澤居)

会社紹介

社名  日本電産リード株式会社
設立  1991年11月25日
所在  京都市右京区西京極堤外町
URL:  https://www.nidec.com/