ポストコロナ後の新しい世界観 ~誰もが参画・活躍する社会作り~ダイバーシティ(多様性)構想を掲げて関西を牽引する卒業生 関西経済同友会 代表幹事(株)プロアシスト代表取締役社長 生駒京子 氏(I18期卒)

OB会関連だより | 2021年6月25日 22:47

■子どもの頃

 京都二条城のそばで両親ともに教師の家庭に生まれた一人っ子で「お姫(ひい)様」。京都生まれの京子さんは、親の後ろ姿をみて将来は数学教師になる夢を抱いた。


 当時、両親が務めていた中学校は荒廃しており、両親の帰宅は遅かった。問題を起こしたクラスの生徒の引受人として生駒氏の手を引いて警察に行くこともあった。そんな折、生駒氏が教師をめざしていると知った両親は猛反対。将来の夢をなくし、大学受験もせずに過ごした時期もあった。このままではまずいと考えた両親が見つけてきた大学が、後の母校となる大阪電気通信大学であった。


 当時の大学は男社会であり、女子学生はたったの4人。女子専用トイレも無かった。大阪外環状線に面した千代田食堂の2階に女子4人だけのサロンを作ってもらい、授業の無い時はそこでいつも楽しく過ごした。

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学生時代を語る生駒氏


 時は過ぎ、就職活動がはじまった。ようやく内定をもらった会社もあったが、卒研室の先生に内緒で断りを入れた。理由は家からの通勤距離。通うには遠く、女子寮が無いことも辞退した理由であった。その後違う会社に就職、西三荘に配属となった。その会社で7年働いた。


 さて、忙しい毎日を過ごされている生駒氏、月1回は、関西の大学(大阪大学、京都大学等)で教壇に立たれる教授でもある。そこで、母校に通う現役学生にメッセージを頂戴した。
(大阪電通大の講座は、4月に四條畷キャンパスで終了しています)

■今の学生に一言

 母校の講座にも優れた学生が学んでいます。その子たちに思うことは、「どうして、大企業にばかり目を向けるのか」という思いです。一人ひとりの優れた力を発揮できる場所は、中小企業の中にこそあります。会社を見極め、皆さんなりの素晴らしい未来を探してみてください。

 と話してくださいました。

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学生たちへの想い

 是非、この話の続きは、母校での特別講演でお聞かせくださいとお願いし、前向きに考えましょうと答えて頂いた。

■ポストコロナ後の新しい世界観を語る
~来年開催のワールドマスターズゲームズ2021関西や2025年開催の大阪万博後の大阪 を創造する~

 プロアシストを立ち上げ27年。女性経営者の目で日本の産業を見てきた。世界を牽引してきた素晴らしい日本企業がどうして行き詰まってしまったか。小さな国の中で企業同士がつぶし合ってきた―企業同士が結束して世界を相手に商いする土壌がない日本の風土に言及、関西経済同友会代表幹事は、女性の立場とグローバルな視点で関西を元気にしていきたいと将来の夢を語ってくださった。

 社長職は、「先生」でもある。採用した社員に5年後、10年後の未来ビジョンをもたせるとともに自分自身や会社がどうあるべきか目標を掲げ、前進する肝っ玉かあさんでもあった。

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夢を話す生駒氏

 男性は、外にでたら7人の敵がいると言うけれど、女は100人を味方につけられる世間との接し方ができる。男性が努力してくれたから女性が外で働けるようになった。男性に感謝しながら、元気になれる大阪を創っていきたいと締めくくられた。
「トップになったら、社員の先頭に立って走り続けなきゃ。」「トップは立ち止まれないのよ。」と、2時間のインタビューが一瞬と感じる素敵な時間を頂戴しました。

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和やかな空気の中

 ご多用の中、お時間をいただきありがとうございました。

 最後に「企業が欲しがる人材を輩出する大学」として着実に実績を伸ばす母校や学生を応援する同窓会として、今後も社会で活躍する卒業生を紹介していきます。

一社友電会広報部会 文

会社紹介

社名 株式会社 プロアシスト
設立 1994年4月25日
所在 本社 大阪府大阪市中央区北浜東4番33号 北浜ネクスビル28階
事業内容 組込みシステム開発・正業システム開発・基幹業務システム
開発・WEB開発・AI開発・データ解析サービス・介護・医療機器製造販売