私は、昭和41年に卒業後防衛庁技術研究本部(現:防衛装備庁)に防衛庁技官として入庁しました。入庁後、防衛庁の航空機、艦船及び陸上で使用するレーダーの研究開発を担当しました。
平成4年からは、海上自衛隊の使用する機材の研究開発を担当し、平成12年から技術研究本部第2研究所第2部長として主に通信機材の研究開発を担当、研究の一アイテムとしてソフトウエア無線機の研究では日本と米国の共同研究のプロマネとして米軍の研究機関と共同して研究を担当しました。
平成16年に防衛庁退職後、富士通システム統合研究所に顧問として入社し7年間研究開発のアドバイスをしてきました。
ワシントンで米側代表とソフトウエア無線機の日米共同研究に関する調印書交換時
私の研究開発に対する心構えです。
研究開発では、失敗を恐れてはならないが失敗しないように最善を尽くし、仮に失敗した場合は、同じ失敗を繰り返さないために原因を究明する事が大切である事を後輩の方の一助になればと思います。
特色ある人材育成
各方面で、地道に仕事をされている電通大卒業生を掘り起こそうと企画しました。文化・教育、工業など、「こんな卒業生が居られます!」と情報をお寄せください。
連絡先 大阪電気通信大学友電会 E-mail:yudenkai@yudenkai.org