産学連携ネオカデンフォーラム2005で吉田・対馬両教授が発表 (広報部会・速報)

友電会だより | 2005年10月27日 13:59
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ネオカデンとは、近未来の豊かなライフスタイルを創造するために必要な、新技術創出とその手法の提案。
ネオカデン・プロジェクトは、大学に蓄積されている多数のシーズ技術の組み合わせによる、 新たな事業分野での技術展開を目指したもの。

2005年10月15日(土)に、「ネオカデン・フォーラム2005」が、同志社大学・京田辺キャンパス 恵道館201号室にて、同志社大学と大阪電気通信大学の両大学主催で開かれた。
先ず、母校副理事長の水野博之氏による、「知的クラスター構想とヒューマン・エルキューブ~その未来展望~」、 また、同志社大学教授の渡辺好章氏による「ネオカデン・プロジェクトが目指すもの」と題した基調講演が行われた。
その後、「知的クラスターが提案するネオカデン技術」の発表が、「ネオカデン・プロジェクト」参加の各研究者より発表され、 200人を超える参加者の共鳴を得ていた。
また、このフォーラムでは、交流会にてパネル展示も併設され、参加者は各研究者が用意したパネルや開発試作品を前に、 熱心に討議がなされたことが特筆できる。
このフォーラムには、関西文化学術研究都市地域知的クラスター推進本部、けいはんな新産業創出・交流センターが共催、 文部科学省や近畿経済産業局などが後援。NPO法人同志社大学産官学連携支援ネットワークが協力した。

知的クラスターが提案するネオカデン技術の発表者と内容
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(6,9は大阪電気通信大学教授、その他は同志社大学教授)

1. 「電波を用いた新しい情報セキュリティ技術」 笹岡秀一氏
2. 「脳可塑性を部品として利用した聴力リハビリシステムの開発」 力丸 裕氏
3. 「テレビの音は聞かないで―音声認識における既知雑音の除去―」 柳田益造氏
4. 「次世代の照明環境を提供する知的照明システム」 三木光範氏
5. 「薄膜高温発熱体の開発と応用」 吉門進三氏
6. 「バイオミメティック筋電義手の開発」 吉田正樹氏
7. 「人に協調して運動補助を行うネオカデンロボットの開発」 横川隆一氏
8. 「力覚センサを備えた空気圧駆動型軽量筋電義手の開発」 辻内伸好氏
9. 「対話型コンテンツ作成システムNeGASの開発と応用」 対馬勝英氏
10.「めざせ仮想時空間クリエイター―GPS搭載携帯電話による歴史遺産活用―」 鋤柄俊夫氏

■ 水野博之氏による基調講演、「知的クラスター構想とヒューマン・エルキューブ~その未来展望~」
そこから、新しいものが生まれるか? それが大事なテーマ・・・と、基調講演で語る水野氏

 

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新しい産業を興すこと、それには、「活力の創造」が基底にないとだめだ。
けいはんなに「知的クラスター」が発足し、情報化社会でのヒューマン・エルキューブをテーマに、 「ネオカデン・プロジェクト」に取り組んで数年経つ。
来年度で最終年を迎える。そこから、新しいコンセプトに見合った、新しいものが生まれ、 日本や世界のマーケットに広げていけるかが重要だと。
自ら客員教授を勤めた、スタンフォード・日本校でのヤフー創設者のヤン氏在学時代のエピソードなどまじえて 聴講者に訴えていた。

■ 吉田教授のテーマは、大阪大学と共同。「人の手の形をしており、かつ、特性と同様の運動制御機構もった義手」の開発。
「バイオミメティック筋電義手の開発」を発表の吉田先生は、自ら開発された義手を持参、見本に示して大熱演でした。

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■ 対馬教授は、人に優しいラーニングがテーマ。それは、メディアリッチな「誰でも作れる、誰でも使える教育システム」の開発。
「対話型コンテンツ作成システムNeGASの開発と応用」 を発表の対馬先生は、質問にもてきぱき応答が印象的。

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■ パネル展示の説明に、母校の研究支援室や地域交流室のコーディネーター、そして先生方の研究室の院生が協力。
訪れた企業代表や研究者達の質問に説明、活発に対応していた。

 

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