
■大阪電気通信大学友電会評議員、菅野氏からの便り
今年度友電会総会・懇親会にあわせ、被災地岩手・宮古市から第二の故郷・母校に里帰りされた友電会評議員、菅野和夫氏(F03)からお便りがありましたので、ご紹介します。
地震・津波で壊滅的な被害を受けられた上、福島原発事故の放射線との奮闘がつづられています。また、学園がピンポイントで支援活動を実施している同地に、学生ボランティア隊を派遣した「学園の心」も確実に届いている様子が書かれています。
同窓諸兄、「友電会としてできることは何か」-考えてみませんか。
写真は、①菅野氏から送られてきたDVD
②会誌より菅野氏の写真>
■菅野氏からのメール
猿渡会長並びにみなさまへ
ー市中を走るゴリラバスに涙、 感謝ー
第2回評議員会欠席します。議決権は会長に委任します。誠にすみません。
本年度総会が昨日のように思い出されます。生きて皆様に会えた感動が甦ります。
評議員会開催を心待ちにしていましたが、開催日時を拝見しどうにもなりませんでした。
議題を見てさらに、行かねばならぬの心境ですがどうにもなりません。
一週づらしてと叫びたいです。
当日は8月から準備してきました、作家広瀬隆氏を宮古へお迎えし、市民の皆様方へ
福島原発事故状況の講演会開催日となります。
宮古も6年前に比べ放射線量が2倍の0.056μSv/hに上がってきております。
明らかに、事故の影響をもろに受けている状況です。私たちには保障もありません。
私たちには、関西方面に避難する術もありません。除染除去で郷土を守るしかありません。
災害復興計画策定に携わっていますが、いずれも国の対策費が頼りです。
これ以上、東電の二の舞のため税金つぎ込みを止めなければと奮闘中です。
また、議題に「宮古市学生ボランティア隊への支援金について」を審議事項に入れて
いただきましたことに感謝申し上げます。派遣していただいたことだけで感謝、感激です。
石井先生はじめ学生諸君とは1日だけしかお会いできませんでしたが、みなさんがどの
ような思いで来られたかが分かりました。
後輩の早野くん以外は初めての地と聞きました。それもボランティアとして、その中に
友電会から前期高齢者の観野くんまでも。
今年の夏は例年になく暑かったです。その中の重労働、たこ焼きの提供、そして津波の
破壊力の恐ろしさを目の当たりにして帰ったと思います。
そんな中、現地の先輩は何もできませんでした。
でも、市中を走るゴリラバスを見た市民には「大阪」の文字が目に留まったと思いますし、
私も翌朝目にして涙が出てきました。
大阪から私たちのために来られたことに元気付けられましたし、勇気をいただきました。
遠来のみなさんありがとう。
私も現地からのお礼として、石井先生はじめ学生諸君が働いた地で「3.11何が起こっ
ていたか」を収録したDVDをお送りしました。
学生諸君にはボランティア活動した現地に行ってきた証を後世に伝えて欲しいと願って
おります。
第3回生評議員 菅野和夫

