
一般市民も参加した記念講演会が、午後2時40分から同キャンパスで開催されました。「今の時代、なぜ金融教育が必要か」をテーマに母校金融経済学部アセットマネージメント学科、寺田貢教授が講演。聴衆はさかんに頷きながらメモを取っていました。
日時:2011年6月25日(土) 14:30~
会場:大阪電気通信大学 駅前キャンパス
(5つに分かれています)
記念講演会「今の時代、なぜ金融教育が必要か!」(1/5)
続きは youtube でご覧ください。
記念講演会「今の時代、なぜ金融教育が必要か!」(2/5)
記念講演会「今の時代、なぜ金融教育が必要か!」(3/5)
記念講演会「今の時代、なぜ金融教育が必要か!」(4/5)
記念講演会「今の時代、なぜ金融教育が必要か!」(5/5)

一般市民も参加した記念講演会が、午後2時40分から同キャンパスで開催されました。「今の時代、なぜ金融教育が必要か」をテーマに母校金融経済学部アセット・マネジメント学科、寺田貢教授が講演。聴衆はさかんに頷きながらメモを取っていました。
■講演内容
記念講演「今の時代、なぜ金融教育か!」 金融経済学部部長寺田貢教授
1.金融教育における現状報告
本日は、金融教育ということについて、お話いたします。一言結論から言いますと金融教育は自立力である、いわゆる自立するための教育といえます。
新聞の記事をご紹介いたします。この記事には、日本の学生は、米国や台湾のように、即戦力にならない、と、言われています。企業の即戦力というと、目的意識があるかどうか、ということです。私も採用を担当してまいりましたが、最近の若者は、自分はこれでやりたい、これで稼いでいくんだ、という生きがいがない、ということが今一番問題になっていると思われます。この原因として、日本の金融教育というものが遅れているということがいえます。アメリカは、幼稚園の時代から、お金は、りんごとかみかんのように木にならないと、いうようなことを徹底して、教え込んでいきます。ところが日本ではそういう教育は行われていません。
このアンケート等の統計ですが、高校生のための、金融教育とは何か、を示しています。社会人にとっては、金融教育ではなく、金融リテラシー、いわゆる金融の基礎的能力というものがないと、すぐだまされる、利息の計算もできない、という事態になってしまいます。本日は、この現状のご報告をし、最後に、大阪電気通信大学金融経済学部では、どういう意義がある教育を行っているか、ということを少し紹介して、私の話とさせていただきます。
ここにありますように日本銀行の外郭団体の金融広報中央委員会が2008年に行った、第3回金融に関する消費者アンケートがあります。
金融についての実態調査
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(1)知識水準の自己評価 【殆ど知識がない】 *投資について(72%) *保護の仕組み(71%) *金融商品について(65%) *金融の仕組み(55%) 【理由】 *難しいイメージ(57%) *金融のこと知らなくても生きていける (40%) |
(2)金融知識・情報を提供する主体 *今、どこから得ているのか ⇒今後どこから得たいか ・金融機関(66%⇒55%) ・金融の専門家(30%⇒45%) ・特定の業界に属さない団体(14%⇒29%) ・家族友人から(43%⇒14%) ・学校から (3%⇒7%) |
知識水準の自己評価、投資、仕組みについて3人に2人、知識がない、という結果です。そして、知らなくても生きていけるということがその理由です。ところがもうこの時代に401K、サラリーマンは、確定拠出年金というもので、自分で運用しないといけないという制度ができています。このアンケートと制度の差から日本の金融教育というのが遅れているといえます。
次に、学校における金融教育についてのアンケートをご紹介しましょう。
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(1)学校で金融教育の経験 *ほとんど受けていない(75%) *受けたと思うが覚えていない (40%) (2)学校に対する金融教育の期待 *もっと積極的に(60%) *現状程度 (30%) |
(3)金融教育の内容は (高校での教育のケース) *カードの知識や利用 (41%) *金融トラブルについて(36%) *働く意欲と職業選択(36%) *金融・経済の仕組み(34%) *金融商品について (34%) *生活を支える仕組み (34%) |
【出典;金融広報中央委員会 「第3回金融に関する消費者アンケート」】
カードの知識や利用、金融トラブルについて、働く意欲と職業選択、金融・経済の仕組み、金融商品について、生活を支える仕組み、等、高校での教育が望まれています。ところが、高校では、指導する先生がいない、というのが実態です。私どもはこの11月19日にこの近隣高校の先生を集めて金融教育とはこういうものですよ、というセミナーを東京証券取引所とタイアップし、行います。
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金融教育と金融リテラシー 1.金融教育は自立力 2.自立力に必須の金融教育とは ・お金や、金融の働きを知る ⇒ 経済・金融の仕組み ・自立するための力 ⇒ 生活設計の仕方、働く意義、生きる意欲 ・社会、経済と接点を持つ ⇒ 金融トラブルに落ちない、社会貢献 3.金融リテラシーは生活力 *なしでは普通の生活も成り立たない *仕事から財産形成まで関係する |
