学園改革を担う新副学長に就任した母校卒業生が語る今後のビジョン

母校だより | 2019年5月16日 16:53

 2019年4月1日付で、大阪電気通信大学の副学長に新川拓也教授が就任されました。大学進学を機に育った神戸を離れ大阪へ。大学卒業後も研究を続けられ博士前期課程を経て大学事務職員となり、並行して博士後期課程大学院で学ばれました。友電会員として現在、評議員をされています。新川氏のご経歴・職歴は以下の通りです。

【新川拓也副学長プロフィール】
1993年 大阪電気通信大学工学部応用電子工学科卒業
1995年 学校法人大阪電気通信大学事務職員
1999年 大阪電気通信大学大学院工学研究科情報工学専攻博士後期課程満期退学
1999年 博士(工学)の学位取得
2001年 大阪電気通信大学工学部第I部医療福祉工学科 講師
2004年 大阪電気通信大学医療福祉工学部医療福祉工学科 講師
2006年 大阪電気通信大学医療福祉工学部医療福祉工学科 助教授
2007年 大阪電気通信大学医療福祉工学部医療福祉工学科 准教授
2011年 大阪電気通信大学医療福祉工学部医療福祉工学科 教授(現在に至る)
2016年4月~ 大阪電気通信大学医療福祉工学部長
2017年4月 学校法人大阪電気通信大学 理事(~2018年3月まで)

大学ホームページから抜粋

情報教育を進化させAI・IoT時代の新たな実学教育へ

 「2020年4月には医療福祉工学部を医療健康科学部、医療福祉工学科を医療科学科と名称を変更し、今まで培ってきた医療・スポーツの学びに情報教育の学びを加え、展開・進化させるなど、これからも新しい期待とニーズへの対応を進めてまいります。」これは、大石利光理事長・学長が講演された母校創立80周年に向けた教育改革の一節です。

 その中核にある四條畷キャンパスを担当する新副学長新川先生にお尋ねしました。

新川拓也副学長


Q.主な研究は

A.研究の専門領域は、生体医工学です。ヒトの身体から発せられる情報(バイタルサイン=血圧や心電図など)を得て、人間の機能や特性をとらえる研究に従事しています。特に、私が主宰している福祉情報工学研究室では、ヒトの特性を理解し、生活を支援する機器の開発を行っています。健康長寿社会のニーズに応えられる「モノ」や「コト」が開発できる人材を輩出していきたいと考えています。


Q.工学から科学へ変わる意味は

A.医療健康科学部では「人の命を救い、育む」をテーマに、科学技術を学んで社会に貢献できる「モノ」や「コト」を生み出す教育研究の環境づくりを進めていこうと考えています。本学の教育に関心を持つ新しいタイプの学生を迎え、ダイナミックな大学改革をめざします。また、現在ある全学科の特色を生かしつつ、お互いを融合させたい。それらを副学長の立場で俯瞰(ふかん)的にとらえ、これからの社会に貢献できる人材育成にエネルギーをそそぐつもりです。


Q.友電会に対して一言

A.現役の学生と卒業生がお互いに向き合える関係を築く手助けをすることがOB教員の役割だと考えています。幸い学内には複数人のOB教員がおり、共に尽力していきたい。友電会員の皆様からのご指導をお願い申し上げます。


○新川研究室のご紹介(2002年~現在)

 新川研究室は、福祉情報工学を積極的に学ぼうとする学生が集まっています。具体的には、高齢者や障がい者がQOL(Quality of Life:人生の質)を高く維持しつつ生活できる環境づくりに関する研究が行われています。

 本研究室を巣立った学生は200名を越え、医療機器メーカーを始め医療・福祉機関で活躍されています。それぞれが違った分野で、ヒトに役立つ「モノ」づくりをされ、誰もが暮らしやすい社会を目指す「コト」づくりに貢献されています。


※新川研究室ホームページをぜひ、ご覧下さい。 http://www.osakac.ac.jp/labs/taku/

新川研究室ホームページのスクリーンショット画像