総合情報学部の卒業研究・制作展「2017年度 なわてん」開催

母校だより | 2018年3月13日 19:47

 「2017年度 なわてん」(母校・総合情報学部 卒業研究・卒業制作展)は、平成30年2月3日(土)、4日(日)の両日、母校・四条畷キャンパスの6、7、10 号館、体育館で開催されました。4日はコナミホールでスペシャルイベント『なわてんグランプリ』が催され、出品された197作品の中から優れた作品に各賞が贈られました。友電会では、昨年から「なわてん」に協賛、「友電会賞」を3組に贈呈しました。

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各賞受賞者の記念写真

●「友電会賞」3組に贈呈

 「なわてん」は、総合情報学部デジタルゲーム学科、情報学科、メディアコンピュータシステム学科、デジタルアート・アニメーション学科の4学科の卒研生が「卒業研究・制作展」として開催しているものです。

 今回で15回目を迎え、197作品が出品されました。卒研生の個性豊かな作品が展示され、多くの来場者でにぎわいました。

 友電会では、母校の「大イベント」を後押しするため昨年から協賛、「友電会賞」を創設しました。

 3日午後、福田武(E02)友電会会長をはじめ、担当の事業部会の川口明良(F04)部会長などが各作品を見回り、3組を選定しました。

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197点の作品が展示されている会場を見て回る友電会の福田武(E02)会長ら友電会役員

●「なわてんグランプリ」

 4日午後3時からコナミホールでスペシャルイベント「なわてんグランプリ」が約300名が出席して開催されました。

 賞は、「グランプリ」、「準グランプリ」、「観客賞」、「友電会賞」、「後援会賞」、「アゴラ賞」、「学術研究賞」、「芸術賞」の8つの「賞」があり、会場で表彰状と副賞が手渡されました。

 「グランプリ」には、吉内雄大さん(総合情報学部デジタルアート・アニメーション学科)の作品「in osaka」が選ばれました。日常的な大阪のよさをキャラクターを通じて表現した平面作品です。

 「友電会賞」は、「喫煙発見センサーシステム」、「2018年問題を想定した中堅大学の生き残り戦略」、「鬼灯に告げる(ほおずきにつげる)」の3組に贈られました。3組には、福田友電会会長から表彰状と副賞が手渡され、作品を講評(別項の「友電会賞」講評を参照)しました。

 また、「後援会賞」には、「小型ヒト型ロボット搭載用の2個の魚眼カメラ映像の没入提示」(助光 翔真さん・総合情報学部情報学科)が選ばれました。

 表彰式の後、入賞者を中心とした写真撮影が行われ、閉会しました。

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母校の大石利光学長

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福田武(E02)友電会会長

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「友電会賞」を受賞した組に表彰状を手渡す福田会長

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「友電会賞」受賞の3組

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「グランプリ」を受賞した吉内雄大さん

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「グランプリ」受賞の作品

●「友電会賞」講評

 友電会会長 福田 武(E02)

 今年で15回目を迎えた総合情報学部卒業研究・卒業制作展「なわてん」に友電会として昨年から参加し、今年も友電会賞として下記の3作品に授与いたしました。

 映像作品、3DCG アニメ、AR・VR 作品、ゲームアプリ、音響作品、イラスト、3D 造形、プログラミング、研究論文など幅広い作品の中で、年々内容も充実、向上し、社会に貢献するテーマも多く見られました。

 これら幅広い作品の数々(約197点)から3作品を選定するにあたり、大変苦慮致しましたが、学生の充実した熱意を感じ取ることができました。

1、「喫煙発見センサーシステム」

  • 論文
  • 上善研究室 長尾拓也

 今はやりのモノのインターネット-IoT-を使った喫煙発見システムの研究で、インターネットを介してガスセンサーのデータを収集し、タバコを吸っているかもしれない場所を検知するシステムの開発と実験の発表です。また、ガスセンサーでタバコを煙検するには多少時間の遅れが生じるため、カメラを併用して画像認識によりタバコを吸っているかもしれない映像を見つけられるようにしています。

 この画像認識部分は機械学習を使っていて、これも今はやりのAIです。センサーをどうやって設置するか、タバコ以外の煙についてもどう反応するかを確かめて、精度を高めるための研究です。

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「友電会賞」受賞作品3組

2、「2018 年問題を想定した中堅大学の生き残り戦略」

  • 論文
  • 小森研究室 八橋佑太

 2018年問題とは、18歳人口の長期的な減少が確実化されており、大学進学率も伸びないと予測されることから、「定員割れ」の大学が続出することになり、既に多くの大学において、学生獲得競争が激化しており、各大学は生き残りをかけて改革が進められるようになってきました。

 特に中堅私立大学経営において、学生募集や入学者の勧誘の強化は、急を要する経営課題となってきました。マーケティング活動を基本に将来の成長戦略を考える上で、企業経営におけるCI活動にならって、広報活動の在り方を学生からの目線で、問題意識をもって取り組んだ研究です。

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「友電会賞」受賞作品3組

3、「鬼灯(ほおずき)に告げる」

  • 映像作品
  • 寺山研究室 小西雅、山下ヤンディー

 本格的かつ映像美溢れるサイコホラー短編映画であり、学生の域を超えるプロ顔負けの機材や制作環境を作者2 名のノウハウや経験、そしてバイタリティで整え、それらを駆使できていることです。撮影、配役、音楽、編集の各工程において、プロの仕事と言っても過言ではない程のレベルに達しているといえます。

 内容的には、 『SNSに潜む危うさへの警鐘』をテーマとしており、カメラワークの巧さと、プロ用の色調補正ソフトを駆使した美しい映像美が大変素晴らしい作品です。

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「友電会賞」受賞作品3組

■「ホームカミングデー」開く

 4日午後0時30分から、母校・四條畷キャンパス7号館1階のカフェテリア「エルスエヒロ」で、総合情報学部の「ホームカミングデー」が約70名が参加して開かれました。

 同デーはデジタルゲーム学科の山路敦司先生の司会で開会、あいさつに立った福田武(E02)友電会会長は、「同じ学部の卒業生が集まり、情報を交換し、母校の現状を見るなど、大変有意義なことです。今後もこの催しが続くことを期待しています」と語りました。

 続いて母校の大石利光学長は、「本日は卒研生の卒業研究発表の日です。作品を見学するなど大いに楽しんでください」とあいさつ。

 デジタルゲーム学科の渡部隆志先生の乾杯の音頭でパーティの開宴となり、各所で情報交換する光景が見られました。

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総合情報学部「ホームカミングデー」の光景

●『なわてんグランプリ2017』受賞作品

【グランプリ】

 ◆作品名:「in osaka」

  • 吉内雄大さん(総合情報学部 デジタルアート・アニメーション学科※)
【準グランプリ】(2作品受賞)

 ◆作品名:「三人称視点ARマスタスレーブ方式によるロボットアームの遠隔制御」

  • 三谷峻生さん(総合情報学研究科 コンピュータサイエンス専攻)
  • 三谷一輝さん(総合情報学部 情報学科)

 ◆作品名:「卵」

  • ザン洋さん(総合情報学部 デジタルアート・アニメーション学科※)
【観客賞】

 ◆作品名:「Gladuator」

  • 芥直弥さん(総合情報学部 デジタルアート・アニメーション学科※)
  • 赤井諒さん(総合情報学部 デジタルアート・アニメーション学科※)
  • 川枝直輝さん(総合情報学部 デジタルアート・アニメーション学科※)
  • 山下達也さん(総合情報学部 デジタルアート・アニメーション学科※)
【友電会賞】(3作品受賞)

 ◆作品名:「喫煙発見センサーシステム」

  • 長尾拓也さん(総合情報学部 デジタルゲーム学科)

 ◆作品名:「2018年問題を想定した中堅大学の生き残り戦略」

  • 八橋佑太さん(総合情報学部 デジタルゲーム学科)

 ◆作品名:「鬼灯に告げる(ほおずきにつげる)」

  • 小西雅さん、山下ヤンディーさん(総合情報学部 デジタルゲーム学科)
【後援会賞】

 ◆作品名:「小型ヒト型ロボット搭載用の2個の魚眼カメラ映像の没入提示」

  • 助光翔真さん(総合情報学部 情報学科)
【アゴラ賞】

 ◆作品名:「楠正行物語」

  • 小原健也さん(総合情報学部 デジタルゲーム学科)
【学術研究賞】

 ◆作品名:「公衆無線LANにおいて暗号化通信を実現するWaka-VPNの開発」

  • 若槻未緒さん、國本倫平さん(総合情報学部 情報学科)
【芸術賞】

 ◆作品名:「伊賀組紐を用いた衣装制作」

  • 福森満津絵さん(総合情報学部 デジタルアート・アニメーション学科※)

(※現デジタルゲーム学科)