友電会「奈良支部総会・懇親会」開催

友電会支部だより | 2017年12月 9日 11:55

 友電会奈良支部(松井俊樹(I13)支部長)は、11月26日(日)に奈良市三条町のホテル「フジタ奈良」で「平成29年度総会・懇親会」を開催しました。奈良県在住の会友を中心に近隣の府県などから23名が出席し、親交を深めました。総会に先立って奈良の伝統工芸である『墨』の工房「錦光園」(きんこうえん)で、「にぎり墨」を体験、参加者からは「すばらしい経験をした」と好評でした。

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参加者全員で記念写真

●「にぎり墨」体験

 午前11時にJR奈良駅東口に集合し、駅から徒歩3分の「錦光園」に到着。

 玄関先で記念撮影の後、「墨づくり」の作業場へ。同園の「墨延」である長野佳晃さん(70)が対応してくれました。

 「奈良に『墨』が中国から入ってきたのは西暦610年ごろ」と、墨の歴史についての説明がありました。

 「昔は学校で墨を使った『書道』という科目がありましたが、現在は『書写』と呼ばれ、『墨汁』が使用されています」との事です。

 墨の原料は、「松煙」といって赤松と黒松があるが、7割まで赤松との事。また「油煙」は、①ゴマ油、②ナタネ油、③ツバキ油の順で多いです。これらは植物ですが、鉱物としてカーボンがあるそうです。

 香料としては「ショウノウ」が多く使用されているとの事です。

 墨は「松煙」などのスス、香料、ニカワをまぜて製作します。1日に400個ほど作り乾燥には4カ月ほどかかるそうです。

 乾燥させると、形を整えた時よりも8割ほどに小さくなってしまうとの事です。

 さて、いよいよ「にぎり墨」の製作。

 棒状の墨が渡され、これを「にぎる」ことにより製作します。

 長野さんの指示で、次々と棒状の「墨」をにぎり、出来ばえによって「合格」、「不合格」が言い渡され、「不合格」はもう一度、にぎり直しです。

 不合格者は参加した18名のうち5名にのぼり、そのたびにヤジや笑いが飛び買っていました。

 帰りに、長さ14cm、幅5cmの桐箱に入れられた、世界に1つしかない「にぎり墨」を土産に、「総会」会場へと迎えました。約1時間にわたる伝統工芸の『墨』にふれることができました。

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JR奈良駅前を「にぎり墨」の会場に向かう参加者

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「にぎり墨」の工房「錦光園」の
玄関前で記念撮影

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『墨』について説明する
「錦光園」の長野佳晃さん

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「にぎり墨」の製作中の参加者

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「にぎり墨」

●「支部総会」

 総会は、「錦光園」から徒歩5分のところにあるホテル「フジタ奈良」の1階のホールで開催されました。総会から参加の5名を加え、23名が出席。

 山崎敏之(F14)副支部長の司会で、議長に細川雅巳(I14)氏(奈良支部幹事)を選出して開催されました。

 「平成28年度活動・決算報告」と「平成29年度活動報告・予算」の議案について、松井支部長が説明報告しました。

 「平成28年度監査報告」として、堀内貞夫(G05)支部監事が「平成28年度会計監査の結果、適正に執行されていることを認めます」と報告。

 支部活動の方針として松井支部長は、「会員相互の親睦と研修を図り、他の支部との交流を図ろう」とし、全力で取り組んでいくと力強く宣言しました。

 なお、支部役員は次の通り。

 ・支部長 松井俊樹(I13)・副支部長 山崎敏之(F14)・幹事 金谷武美(F06)会計担当・同 北森弘樹(E04)・同 辻佳彦(H13)・同 吉岡睦(E06)・同 細川雅巳(I14)・同 吉田祐三(F06)・監事 堀内定夫(G05)・同 津本雅章(H14)・顧問 中尾政一母校名誉教授

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総会の会場のホテル「フジタ奈良」の外観

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司会の山崎敏之(F14)奈良支部副会長

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議長の細川雅巳(I14)氏(奈良支部幹事)

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議事の説明報告する松井俊樹(I13)支部長

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総会時の光景

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総会時の光景

●「懇親会」

 「懇親会」は同じ会場で山崎副支部長の司会で開かれました。

 まず初めに松井支部長があいさつに立ち、「奈良支部も平成29年度で創設24年目を迎えます」とし、資料に「奈良支部の歴史」を掲載しているが、充実した活動を展開してきました。「今後も会員相互の親睦と研修を中心に、他の支部との交流を図ってゆき、共に活性化するようにしていきたい」と語りました。

 続いて福田武(E02)友電会会長の代行として廣谷明(F12)友電会副会長(母校の法人理事)は、「友電会では現在、一般社団法人へと法人化の準備を進めています。来年度には実現する予定です」と述べ、「母校は大学が60周年、高校が70周年、学園が80周年を迎えます。これを機に母校がますます発展するように協力をお願いします」と協力を要請しました。

 「乾杯」の音頭は、友電会の岡本清孝(H11)副会長。発声に応じて出席者全員が「乾杯」し、懇親会に入りました。

 宴もたけなわの中で、あいさつがありました。

 友電会組織部の志村哲樹(F07)部会長、滋賀支部から出席の山口朝弘(F05)氏、大阪支部の平岡臨(I07)支部長、奈良支部長老の石本時堯(E03)氏、母校の法人評議員の辻佳彦(H13)奈良支部幹事などが、それぞれの立場から話されていました。

 なお、懇親会が始まる前に、金谷武美(F06)奈良支部幹事から「来年度の総会では、『60歳』の会友を招待するなどし、総会そのものを魅力あるものにしていきたい。それによって参加者が増えればと思っています」との提案がありました。

 続いて、恒例の「ビンゴゲーム」。今回の商品は「宝くじ」。最初の「ビンゴ」には、5枚も入っていました。

 宴が盛り上がっている中で、時間がせまり、全員で母校の「大学歌」を声高らかに歌い上げ、全員で記念写真を撮影して、「来年度の支部総会での再会」を約し、散会しました。

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あいさつする廣谷明(F12)友電会副会長
(母校の法人理事)

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「乾杯」の音頭を発生する岡本清孝(H11)
友電会副会長

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母校の「大学歌」を斉唱