総会時の記念講演会―母校・総合情報学部長の魚井宏高先生:「総合情報学部と四條畷キャンパスの歩み」のテーマで

友電会だより | 2017年7月 3日 11:33

■総会時の記念講演会―母校・総合情報学部長の魚井宏高先生
「総合情報学部と四條畷キャンパスの歩み」のテーマで

 恒例となった通常総会・合同懇親会時の記念講演会は、平成29年6月17日午後2時から母校・四條畷キャンパス2号館107教室で開催されました。母校・総合情報学部長の魚井宏高先生が「総合情報学部と四條畷キャンパスの歩み」のテーマで講演され、母校教職員のOB会「緑樹会」会員や母校教職員、クラブ同窓会・友電会会員など約120名が耳を傾けました。

 講演会は、廣谷明(F12)友電会副会長の魚井先生の紹介からスタートしました。

 魚井先生は、1962年大阪生まれ。大阪大学基礎工学部助手を経て、1988年に母校・情報工学部情報工学科の助教授として着任。2003年に総合情報学部デジタルゲーム学科の教授に就任。2004年に「先端マルチメディア合同研究所(JIAMS)」の副所長に。2006年に大学院総合情報学研究科長、2007年に同総合情報学部長、2010年に「国際交流センター」センター長、2015年に学校法人大阪電気通信大学評議員。2015年現在、母校・総合情報学部長を務められている。

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講演する総合情報学部長の魚井宏高先生

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魚井先生を紹介する廣谷明(F12)友電会副会長

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魚井先生の略歴を紹介

●「四條畷キャンパス」―1987年開設

 「四條畷キャンパスは、標高が比較的高いところに位置し、これまでに積雪で登校できず、休講になったことが2回ほどありました」と、まずは四條畷キャンパスの立地について説明がありました。

 「四條畷キャンパス」は、1987年に大学創立25周年、短大創立30周年記念事業の一環として開設されました。

 最初は、総合科目と基礎専門科目教育の場として、全学の1年生が通っていました。その後、徐々に学科教育の場となり、95年には、「情報工学科」の開設とともに、キャンパスごとの学部運営に移行。

 2000年には、「情報工学部」が「総合情報学部」に組織を変更。「メディア情報文化学科」が四條畷初の学科として開設されました。03年には、デジタルゲーム学科が設けられました。

 JIAMS(先端マルチメディア合同研究所)が00年に設けられ、同研究所による様々な制作活動とイベントを支援しています。

 01年に「コナミホール」が建設され、同年に「医療福祉工学科」が開設されました。

 04年に「なわてん」(総合情報学部卒業研究・制作展)がスタートし、05年に「メディアコンピュータシステム学科」、06年に「デジタルアート・アニメーション学科」、同年に「理医学療法学科」、08年に「健康スポーツ科学科」がそれぞれ開設されました。

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講演する魚井先生

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●「JIAMS」(先端マルチメディア合同研究所)

 四條畷キャンパスの7号館1階に設置されているのが、先端マルチメディア合同研究所「JIAMS」。

 「JIAMS」の各施設は、学内の利用だけでなく、外部のプロダクションや企業、研究所などの「業務利用」として「時間貸し」をしています。

 それらの利用に関して、学生スタッフ(学内公募)が「JIAMSプロスタッフ」とともにサポート業務を行い、「プロの現場」で働くことを体験できるようになっています。

 また、より多くの現場を経験したものが、より高いレベルのライセンス(利用許可書)を得ることができ、自分の作品制作の場として「JIAMS」を利用できるようになります。

 各施設のうち、「モーションキャプチャースタジオ」は、関西で最大級の撮影エリアで、カメラ12台が設置され、プロによる品質管理を可能としています。

●「総合情報学部」の特色

 「総合情報学部」には、「デジタルゲーム学科」(来年4月に再編)、「ゲーム&メディア学科」(来年4月開設)、「情報学科」の3学科になります。

 「デジタルゲーム学科」は、2003年に日本初の学科として誕生。「ゲームを作る人を育てることに注力した学科。プログラミングの能力だけでなく、デザインや企画立案を含めて、トータルでの「ゲーム業界人の育成」を目的としています。

 「ゲーム&メディア学科」は、「ゲームを伝え拡げる人」を育てる新しい学科。ゲームと関連の深い業界(アニメ、出版、実写、放送など)に携わる「プロフェッショナルの育成」に力を注ぎます。

 「情報学科」は、プログラミングの力で、よりよい社会の構築を目指す人を育てることが目的です。「情報科学」を使って、様々な領域における「情報技術」の利用を促進する「技術者」を育成していきます。

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講演に耳を傾ける出席者

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●「電ch! プロジェクト」

 学生を中心としたスタッフがプロと共同制作する「プロジェクト」。

 主な作品として2006年制作の「恋するユーレイ」(サンテレビ他、15分×13回)、2010~12年制作の「おかっぱちゃん旅に出る」(Web+劇場版)など7作品のほか、大学研究施設紹介などがあります。

 また、「自由工房」では「OECU杯 ヒト型レスキューロボットコンテスト」に出場するなどが紹介されました。

 なお、「四條畷キャンパス」の卒業生数は、今年度末で6000名を数えます。

●最後に

 スクリーンには、総合情報学部の卒業研究・制作展「なわてん」を紹介する画面が映し出され、そこには「友電会賞 ご支援ありがとうございます」の文字が。友電会では昨年度から「なわてん」を後援、優秀作品に「友電会賞」3点を贈呈しました。

 画面には、母校のホームページの「トップページ」が映され、「建築、ゲームの2分野の新学科が2018年4月スタート」のタイトルがあり、魚井先生は「応援、よろしくお願いします」との言葉で講演を終了しました。

 そこには、「建築学科」と「ゲーム&メディア学科」を新設、「デジタルゲーム学科」は再編されます。

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「なわてん」―昨年度から後援。
「友電会賞」として3点に贈呈。

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母校ホームページの「トップページ」