1期生、安 弘教授が精密工学会賞を受賞

母校だより | 2003年5月22日 20:32

友電会会員で母校電子機械工学科、安弘教授が、財団法人精密工学会の「第25回(2002年
度)精密工学会賞」を受賞した。3月27日、東京農工大で開催された「2003年度精密工学会
春季大会」で、佐々木都至氏(現大阪大学大学院付属超精密精密研究センター研究員)らと共に表
彰された。佐々木氏は母校電子機械工科第33期生で、さらに安 弘教授指導の下に母校大学院博士
後期課程を平成14年3月に終了して、博士(工学)号を取得しており、授賞論文も彼の博士論文
における業績であるという。

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安 弘 教授
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佐々木研究員(阪大超精密研究センター)

精密工学会の賞には、精密工学会国際賞、精密工学会論文賞、精密工学会沼田記念論文賞、
精密工学技術賞などがあり、なかでも、安教授が受賞した精密工学会賞は、国内では最も栄え
ある賞。
審査対象は、前年の1月1日以降12月31日までに発行された「精密工学会誌」,「Precision
Engineering誌」や精密工学会主催のICPEの論文集に掲載された研究論文など。そのうち、内容が
独創性に優れ,工学的及び工業的価値が高いと認められる論文の著者を対象とし、審査委員会の
審査を経て、翌年度の大会で贈賞される。
今回の授賞対象論文は、昨年精密工学会誌9月号に掲載された「ナノパーティクル測定機による
シリコンウエハ面のナノ欠陥計測」。いわゆるナノテクノロジーに関する研究で、大阪大学大学院
工学研究科、森勇藏教授や遠藤勝義教授らとの共著。
安教授は友電会1期生。大学では講義・学部生の卒研・院生の指導などのかたわら、土日・祝日
の活動がメーンとなる友電会事務局長を務め多忙。その中で受賞だけに周りを驚かせている。
安教授の話「大変名誉な賞を頂きました。これを機会にさらに研究活動を続けたいと思います。
それにしても友電会事務局長の職務は疲れます。還暦も過ぎたことですし、そろそろ引退させて
くれませんかねぇ」

■精密工学会
昭和8年・精機協会として設立、同19年・社団法人精機協会として認可、同22年・社団法人
精機学会と改称、同61年・社団法人精密工学会と改称した。
精密工学会は、設計生産システム、精密加工、メカトロニクス、精密計測、人・環境の分野で、
「ものづくり」に関わる問題を研究している学術団体。学術講演会、国際学会、各種フォーラムな
どを開催、北は北海道から南は九州まで支部を設置している。
1994年から1995年まで、退官された井川直哉教授が第26代会長を務めておられた。